【コラム】ユナイト研究所:第2回「1ターン目を制する者はゲームを制す」

2023/09/29
こんにちは! アンジュ・ユナイト開発スタッフです。

さて、皆さんはアンジュ・ユナイトをプレイする中で、「同じデッキを使っていても毎回ゲーム展開が違う」と感じたことはないでしょうか。こう感じる一因はコストの自由度の高さにあります。手札の状況によって出せるコストが毎ターン異なるため、同じような展開にはなりにくいのです。

つまり、いわゆる「定石」が定義しにくいゲームでもあります。ですが、マリガン(ゲーム開始時の手札入れ替え)によって手札がコントロールできている1ターン目においては、ある程度のプレイ指針を設けることができます。

というわけで今回は、同梱のデッキ解説シートでも少しだけ触れていた「1ターン目の動き」について、具体例を交えつつ掘り下げていきたいと思います。

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1ターン目の動きは先攻・後攻によって変わる

デッキ解説シートには「先攻は1体、後攻は複数のプログレスを出そう」と書かれていました。
これはなぜかというと、「先攻1ターン目はプログレス1体しかアタックできない」というルールがあるためです。

プレイしたプログレスカードには、アタックやガードでダメージの攻防を行う以外に、「アタックしてチャージを貯める」という重要な役割があります。チャージは手札1枚分と同等のコストになるため、なるべく早く、多くの回数アタックすることはそれだけコスト面での優位を生み出してくれるわけです。
しかし先攻1ターン目はアタックが1回しかできず、2体目以降のプログレスはコスト面で貢献ができません。であれば、先攻1ターン目は手札を消費して複数のプログレスを出したりはせず、2ターン目以降に温存しておくことが有効と考えられます。1ターン待てば、相手が出したプログレスを見てから、その盤面に応じた適切なプログレスを選べるわけですからね。

対して、後攻にはアタック回数の制限がないため、複数のプログレスを出したほうが、チャージが貯まるリターンが大きいです。手札の状況によっては一気にプログレスゾーン3つに展開してしまってもいいでしょう。

そのあたりを踏まえた上で、先攻1ターン目の動きの例を挙げてみます。
手札の消費を最小限に留め、1-050《新緑の願い マユカ》のみをプレイしました。リンクが成功すればチャージを増やせる優秀なレベル2のプログレスです。
初動としては悪くないように見えますが、続く後攻1ターン目でこう動かれるとどうでしょうか。
先攻のDEFは5000止まりのため、後攻の出した2体のプログレスのアタックがいずれも素通りとなり、ダメージ差がついてしまいます。続く2ターン目にマユカのアタックが1-003《2人だけの時間 東条遥》に止められてしまうのもマイナス要素です。

ここでもし先攻が出したプログレスがマユカではなく、たとえば1-054《月下 アインス》だとしたらどうなるでしょうか。
アインスのDEF8000であれば、いずれか1体のアタックはリンクが成功しない限りは止めることができ、被ダメージを1点抑えられます。たかが1点と侮るなかれ、この1点が勝敗を左右することだってあります。

特にリンクの成功しにくい序盤であれば、DEFの数値が高いプログレスは「被ダメージ1点分のアドバンテージ」を常に得ているような状態です。「先攻1ターン目は1体しか出さない」という「定石」で動くのであれば、その1体はなるべく高DEFのプログレスにしたほうがよい、というのはこういう理由なわけですね。具体的には、相手のレベル2を止められるであろうDEF8000以上のプログレスがひとまずの基準と考えてよいでしょう。

そして対する後攻の動きは、複数のプログレスを展開し「横に広げる」ことが重要になります。
アタック回数が無制限になることを活かし、チャージを貯めて次のターンに繋げることを意識して、コストの軽いプログレスを積極的にプレイしましょう。
1-026《天使の贈りもの レミエル》や1-039《最優先事項 カレン》など4000/4000のプログレスは、プログレスを増やしつつ手札を整えられるため「横に広げる」展開においては貢献度が高いです。アタックは止められてしまうものと割り切り、チャージ1枚を稼いだ上で次のターン以降に入れ替える、という展開を狙いましょう。

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続く2ターン目まで意識できるとなおよし!

このように1ターン目の指針をある程度作っておくことで、続く2ターン目の動きもやるべきことが見えてきます。
先攻の場合は、2ターン目にやるべきことは残る2つのプログレスゾーンへのプレイです。そのため、1ターン目にコストを支払う際は、レベル2などの軽いプログレスを手札に残しておくことが重要です。
対して後攻の場合は、1ターン目にプレイした軽いプログレスを入れ替えることを意識します。手札に中コスト帯のプログレスを残しておくとよいでしょう。

まとめると
「先攻は【点】、後攻は【面】で展開せよ」
となります。
このあたりを覚えておくと、ゲーム開始時のマリガンもより精度が高いものになりますよ。

ということで、今回はここまで。
次回はマリガンについてのお話です。

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